薬剤師転職サイトの非公開求人が多い理由とは?
薬剤師求人サイトには公開求人と非公開求人と大まかに分けて2種類あります。
公開求人とはサイトで検索できる求人のことを言います。
ドラッグストアや病院、クリニック、企業などの施設形態、高給与や未経験歓迎、土日休みなどの条件で検索すると求人の詳細が出てきます。
非公開求人(サイト非公開求人)はサイトで検索しても詳細が出てきません。
薬剤師求人サイトによっては、取扱求人の多くが非公開という場合があります。
たとえばマイナビ薬剤師ですと、公開求人に非公開求人を合わせると8万件の求人があるとされています。
それでは、なぜ求人を非公開にするのかいくつかの理由があります。
まずなるべく早く薬剤師を採用したいという理由です。
通常は求人を公開してから、応募があるまで待つ事が必要です。
しかし求人を非公開にし、薬剤師求人サイトに紹介して貰う形にすれば、迅速に採用できることがあるのです。
もし条件の良い病院や薬局(職場)が求人を出すと応募者が多く集まる傾向があります。
応募者が多すぎると採用担当者の業務が煩雑になりやすいです。
時間がかかると人材採用のコストや手間も増えてしまいます。
しかし非公開求人なら応募者が集まりすぎることが少ないため、手間もコストも節約できるのです。
条件のよい非公開求人は特にキャリアアップ、スキルアップを目指している薬剤師の方にメリットが大きくなります。
非公開求人を紹介してもらうために
非公開求人は、スタンダードな薬剤師向けの求人とは異なり、情報として知ることのできる期間が限定されることが一般的です。
そのため、マッチングの機会がある程度限られると考えられていることから、こまめに非公開求人の情報を知ることのできるようにしておくことが、薬剤師の転職活動では大事なポイントに挙げられます。
もちろん採用のタイミングという運に頼らざるを得ない場合もありますが、普段の対策としては、日ごろから非公開求人情報を得るために、キャリアコンサルタントとこまめに連絡を取ることが基本です。
また雇用側でも基本的に求める人材は、要求水準の高い求人ですので、新規のプロジェクトメンバーだったり、マネジメント能力を求められることが往々にしてあります。
つまりそれなりの経験、能力が求められる可能性が高いです。
ただ単に、条件・待遇が良いというイメージで応募、採用されるというわけではないということも知っておきましょう。
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